旅行から1か月が経ちましたが、スウェーデン・デンマーク熱はまだ冷めません(笑)。
FikaやHyggeといった文化に惹かれ、実際に旅先で立ち寄ったカフェと、日本とは少し違う利用ルールを日本人旅行者目線でまとめました。
スウェーデン・デンマーク旅行では、カフェ以外にも購入したお菓子について記録しています。
👉スウェーデン・デンマークで購入したお菓子①|スーパー・免税店編
まず知っておきたい|北欧カフェの基本ルール
スウェーデンやデンマークのカフェは、見た目こそ日本と大きく変わらないものの、
注文方法や過ごし方に、日本人旅行者が少し戸惑いやすいポイントがあります。
ただし、事前に知っておくと「なるほど、合理的!」と感じることばかりでした。
bryggkaffeとは?セルフ&おかわりOKのコーヒー文化
多くのカフェで目にする bryggkaffe(ブリュグカッフェ) は、
いわゆるドリップコーヒー(フィルターコーヒー)のこと。
お店によっては、注文するとカップだけ渡され、
店内に置かれたポットから 自分でコーヒーを注ぐセルフスタイル になっています。
特徴的だと感じたのは、
- 1杯までおかわりOK なことが多い
- セルフなので、気兼ねなく自分のペースで注げる
- ミルクも、牛乳だけでなくオーツミルクやアーモンドミルク、豆乳が用意されているお店もある
という点。
最初は少し戸惑いましたが、
Fikaの文化が根付いている国らしく、
「長居してもいい」「気軽に楽しんでいい」という空気を感じました。
パンは温めない?シナモンロールの食べ方の違い
日本では、パンやシナモンロールを温めて提供するお店も多いですが、
今回訪れたカフェでは リベイクされていない状態 で提供されることがほとんどでした。
シナモンロールは、
- ふわふわというより みっちり・ずっしり系
- 冷めていても、スパイスや甘みがしっかり感じられる
個人的には、
コーヒーと一緒にゆっくり食べるには、このスタイルが合っているように感じました。
もしかすると、温めない前提で完成された味なのかもしれません。
席の確保はどうする?日本との違い
席の取り方はお店によって異なりますが、
基本的には 店内の案内や周囲の様子を見て判断 する形になります。
- 空いている場合:
注文 → 自分で運んで → 好きな席へ - 混雑している場合:
先に席を確保してから注文するケースもあり
明確なルール表示がないお店も多いので、
迷った場合は店員さんに聞くのが一番安心です。
どのお店でも、丁寧に対応してもらえました。
スウェーデンで立ち寄ったカフェ
Cafe Tornhuset (Delselius)|Gustavsberg

グスタフスベリの食器を見に行った際に立ち寄ったカフェ。
観光地にありながら落ち着いた雰囲気で、地元の方も多く利用している印象でした。
注文したもの
- saffrans lyx(サフランロール):45.0 SEK
- ラテ(all mjölk):48.0 SEK

サフランの香りがしっかり感じられるパンで、
ふわふわというより みっちり・食べ応えのあるタイプ。
甘すぎない、でも「甘いもの食べたい!」欲も満足できる、好みのお味でした。
店内の雰囲気・過ごしやすさ
観光の合間にふらっと立ち寄れる雰囲気。程良くオシャレで、
Gustavsberg散策の休憩にちょうど良いカフェです。
Vete-katten Centralen|ストックホルム中央駅
旅行前にカフェを調べていた際、口コミや紹介記事でよく名前を見かけていたのがこちらの
Vete-katten Centralen。
ストックホルム中央駅からも近く、観光の合間に立ち寄りやすい立地です。

注文したもの
- prinsessbakelse(プリンセストルタ):66.0 SEK
- bryggkaffe(ドリップコーヒー):44.0 SEK

スウェーデンの定番ケーキとして知られている prinsessbakelse。
ケーキの表面がマジパンで覆われています。あまり日本で見かけないですよね。
全体的な色合いも淡くて北欧らしいというか…かわいいです。
生クリームが甘さ控えめです。マジパンのしっかりとした甘さ、ベリーの酸味のバランスが良くて、大きなサイズでしたが最後まで美味しくいただけました。パン寄りの甘さ(印象としてはあんパンやクリームパンより甘さ控えめ)なので、見た目とは異なり甘いものが得意でない方にも好まれるケーキだなと感じました。

bryggkaffeのシステムにびっくり
ドリンクメニューの一番上に書かれていた bryggkaffe。
聞き慣れなかったので店員さんに尋ねてみると、
「知らない?ドリップコーヒーのことだよ!」
と、にこやかに教えてくれました。
注文するとカップだけ渡され、
「コーヒーはあそこにあるから、自分で注いでね」と案内されます。
調べてみると、bryggkaffe はスウェーデンで ドリップ(フィルター)コーヒー を指す言葉で、
多くのお店で 1杯までおかわり無料 なのだそう。

実際、周囲のお客さんも普通におかわりしていて、
私も特に何も言われることなく、2杯目を楽しむことができました。
店内の雰囲気・過ごしやすさ
落ち着いた店内で居心地が良く、
観光客でも入りやすい雰囲気です。
コーヒーをおかわりしながら、ゆっくり過ごすことが出来ました。
RC Café och Pâtisserie|ストックホルム市内
ストックホルム市内でよく見かけたカフェ。
チェーン店のようで、入りやすさが魅力です。

注文したもの
- kanelbulle(シナモンロール):41.0 SEK
- bryggkaffe:39.0 SEK

こちらのシナモンロールも、
ふわふわではなく しっかり系の生地。
コーヒーカップが大きく、
おかわりしながらゆっくり過ごすことができました。
店内の雰囲気・過ごしやすさ
席数が多く、テーブルの間隔も広くてひとりでも入りやすい印象。
観光の合間に「とりあえずコーヒー」という使い方にも便利です。
RC Café och Pâtisserie|アーランダ空港
帰国前、別のカフェに入るつもりが、
気づいたらまたRC Caféに入っていました(笑)

注文したもの
- ball:44.0 SEK
- bryggkaffe:39.0 SEK

ballは、ピンポン玉を二回りほど大きくしたサイズ。
エナジーボールのように ぎゅっと詰まった食感で、
小さいながらも満足感がありました。
デンマークで立ち寄ったカフェ
Rug Bakery|コペンハーゲン
デンマークで訪れたベーカリーカフェ。
店内はおしゃれで、魅力的なパンがずらりと並んでいました。


注文したもの
- シナモンロール+コーヒー:計75 DKK

どれも美味しそうで迷いましたが、
やはりここでもシナモンロールを選択。
スウェーデン同様、みっちり系の生地で満足感があります。
お手洗いの洗面台には手拭きにペーパーではなくミニタオルが置いてありました。

利用時に少し戸惑ったこと
こちらのお店は、
席取り → 注文までの流れが日本と少し異なっていました。
初めは戸惑いましたが、
店員さんが優しく誘導してくれたので安心して利用できました。
Conditori La Glace|コペンハーゲン
事前に調べて高評価だったため訪問。
今回の旅で、もっとも価格帯が高かったカフェです。お昼過ぎに利用しました。

注文したもの
- varm chokolade:89 DKK
- Efterårskage:82 DKK
- (surcharge:6.65 DKK)

海外カフェのチョコレートメニューが気になりつい…
味は繊細というより、
「うん、海外の味!」と感じるしっかりした甘さ。
ボリュームはありますが、甘すぎず最後まで美味しくいただけました。
店内の雰囲気・過ごしやすさ
クラシカルで落ち着いた雰囲気。
特別感があり、観光の記念にもなるカフェです。
日本人旅行者が戸惑いやすいと思ったカフェ利用ルール
Rug Bakeryの利用手順(席取り〜注文まで)
- 入口のメニューを持って自分で席を選び座る
- 店員さんが番号の書いたカードを持ってきてくれるので、番号を覚えて注文の列に並ぶ
- イートイン・テイクアウトどちらも一緒の列。注文時に聞かれるので答えて、イートインの際は店員さんがテーブルに持ってきてくれたカード番号を答える
- 会計後、席に戻って待っていると注文したドリンク等が運ばれる
Conditori La Glaceの利用手順
- 入店すると店員さんが番号の書いたレシートをくれる
- それを持って席を確保
- 注文するため入口付近のカウンターへ(私か行った時は1列に並んでいなかったのでここは周りを見ながら臨機応変に)
- 注文・会計。この時もらったレシート番号を伝える
- 席に戻って待っていると運ばれる
※Rug Bakery、Conditori La Glaceどちらも席を確保する方法がGoogle mapの口コミ内容と若干異なっていたので今後変更・都度違う可能性もあります。
日本のカフェで案内待ちの際、インバウンドの外国人がサッと店内に入ろうとして店員さんに止められるというシーンを何度か見たことがありますが、これって文化の違いだったのかなあなんて思いました。
因みにRC cafe、Cafe Tornhuset (Delselius)、Vete-katten Centralenはカウンターで注文→自分で運んで席を選ぶという馴染みある方法でした。混んでいなかったからかもしれません。
気になる価格は?北欧カフェの実際の支払い金額
『スウェーデン・デンマークは物価が高い』と聞いていたので、今回注文した金額をまとめてみました。(1SEK=17円、1DKK=24円で計算しています)
スウェーデンのカフェ価格まとめ(円換算)
| カフェ名 | 注文内容 | 現地価格 | 日本円換算 |
|---|---|---|---|
| Cafe Tornhuset (Delselius) | saffrans lyx+ラテ | 93.0 SEK | 約1,581円 |
| Vete-katten Centralen | prinsessbakelse+bryggkaffe | 110.0 SEK | 約1,870円 |
| RC Café och Pâtisserie | kanelbulle+bryggkaffe | 80.0 SEK | 約1,360円 |
| RC Café och Pâtisserie(空港) | ball+bryggkaffe | 83.0 SEK | 約1,411円 |
デンマークのカフェ価格まとめ(円換算)
| カフェ名 | 注文内容 | 現地価格 | 日本円換算 |
|---|---|---|---|
| Rug Bakery | シナモンロール+コーヒー | 75 DKK | 約1,800円 |
| Conditori La Glace | varm chokolade+Efterårskage | 177.65 DKK | 約4,264円 |
※Rug Bakery はレシートをもらえなかったため、内訳は不明です。
「物価が高い」と感じたか、正直な感想
日本の感覚で見ると
「カフェでこの値段か…」と感じる場面はありました。
ただ、
- bryggkaffe は おかわりができる
- 滞在時間を急かされない
- 空間そのものを楽しめる
- 旅先での体験価値が高い
といった点を考えると、
個人的には納得感のある価格だったように思います。
特にスウェーデンでは、
「コーヒー1杯でゆっくり過ごしていい」という空気があり、
Fikaの文化を体感できたこと自体が、良い思い出になりました。
一方、デンマークの老舗カフェは
価格も含めて「観光・体験向け」。
日常使いというより、
一度は行ってみたい特別枠 という印象です。
カフェもスイーツも、旅の楽しみのひとつ。
👉スウェーデン・デンマークで購入したお菓子②|パティスリー・百貨店・ミュージアム編
いちばんのお気に入りのカフェ
Cafe Tornhuset (Delselius)のサフランロールがお気に入りでしょうか。
でも、旅行初日に食べたという理由だけなのかも?思い出補正というものかもしれません。結局どのカフェも美味しかったです。
まとめ
お店によってルールが異なったり、日本にはあまり馴染みのないシステムに遭遇したりするので敷居が高いように感じるかもしれませんが、一度理解すると気軽にカフェを利用できる素敵な国だなあと思いました。
FikaとHygge、素敵な文化ですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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